4月の活動報告その2

4月は、北見市、小樽市で移動手術車「ニコワゴン」での出張手術を実施しました。

北見市、小樽市ともに行政からの相談で、北見市は主に多頭飼育と農地で増えた外猫の手術、小樽市も多頭飼育の手術でした。北海道初導入の移動手術車という事で、北海道新聞の江別版や北見版にも取り上げて頂きました。

新聞の取材はいつも何だか申し訳なく、おこがましい気持ちになります💦

というのも不幸な命を減らす取り組みの中で、私たちが協力していることは不妊去勢手術というほんの一部に過ぎないからです。

特に多頭飼育は問題が複雑で、行政やボラさんのサポートが不可欠です。

まず飼育者と話し合い、説得し、手術費用のことや手術日の調整、手術当日には捕獲も手伝い、術後も飼育者自身のケアも含めてサポートを続けていくという、手術以上に骨の折れる活動を行政や保護団体、ボランティアさんは日々されています。

私たちに相談してくる人たちの多くは、すでに手術をする覚悟が決まっています。

しかし保護団体やボランティアさん、行政に相談してくる人たちには、猫が増えて困っているので持っていってほしい、お金がかかる手術はしたくないけど何とかしてほしい、そんな無責任な人たちもいるのではないでしょうか。

お外の猫にエサを与えるにも、お外の猫を家の中に入れてお世話するにも、手術をしてこれ以上増やさないという命の責任がともないます。

私たちができることは限られていますが、猫が増えて困っている方が、新聞記事を思い出して、行政やボラさんに負担をかけずにまずは自分達で何かできないか、そう考えるきっかけになればと願っています✨

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