2024年もよろしくお願いいたします!
年が明けて、また早くも3週間ほど経ってしまいました…
今年は元旦から能登半島地震と、被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。
1日も早い復興をお祈りするとともに、有事の際に平時に何ができるのか、私たちも今できることに取り組んでいこうと思います。
私たちの今年の目標は、獣医師や獣医学生、獣医看護学生などの若手人材の育成と、各地での猫を取り巻くコミュニティー作り、そして防災です。
当病院は大学からも近い立地のため、普段からいろいろな学生をお手伝いバイトとして受け入れています。社会に出る前に、基本的な獣医療の知識を学ぶとともに、こういう活動があることを知ってほしいという思いで、今年も各地の出張手術に学生を連れていくと思いますので、その時は温かく見守って頂ければと思います。
そして昨年から引き続き、今年も各地での勉強会や移動手術車を用いた啓発イベントなどに積極的に参加していきたいです。この活動は、いつでも、どこでも、だれでも、どんな形でも気軽に取り組めるほどにハードルを下げることが重要です。私たちもフットワークを軽く、どこへでも飛んでいけたらと思います。
防災に関しては、平時に不妊去勢手術が当たり前になる意識作りはもちろんのこと、有事の際に何ができるのか考えていきたいです。
当院の移動手術車は、いつもはクッションフロアのみの何もない空間なので、有事の際は手術や診療目的のみならず、物資の輸送や一時的なペットの避難場所、同行避難中のペットの触れ合い場所などの活用ができないかと考えています。
また先日参加した能登半島地震におけるVMAT報告会では、地域の人たちと顔の見える関係性を普段から築いておくことが重要だと話されていました。
道内各地のボランティアさんや行政、獣医師の先生方と信頼関係を築きながら、防災に取り組んでいきたいです。